「柔」と「剛」を使い分けて「タッチの質」を高める!生命力を引き出す触れ方とは

 

「柔」と「剛」。

 

自分はどっちの割合が多いか?と言われたら、断然「剛」。

 

だから、常に「柔」に憧れているし、「柔」であることを意識している、その意図が強すぎる姿勢がすでに「剛」(笑)

 

 

「生命力を引き出すタッチ」とはどんなもの?というテーマで行なった、昨年末の「生命力を引き出す!触業従事者のための「癒しの手を創る」セミナー」@ボディケアジャパン

 

 

年越しましたが今更レポート(笑)

 

 

 

断然「剛」なコマツと、絶対的「柔」なマサさんという、男女の陰陽資質が逆転した2人で担当させていただきました。

 

もちろん「陰」と「陽」、「柔」と「剛」のどっちがいい、悪いというものではなく、単に「質」のこと。

 

この「質」をタッチにおいても使い分けていく。

 

 

 
「圧」は一切かけず「柔」と「剛」それぞれの身体的な状態を作って「ただ軽く触れる」というワークを行ってみました。
 

なんというか「水のソムリエ」のような、微細な感覚の使い分けです。

 

意図をビシッとすること(剛)は存在感がハッキリして安定感や力強さを産む。

 

感覚を繊細に内側に入りたい時、「陰」を味わいたい時にはもっと気配をなくした触れ方(柔)のほうが入りやすい。

 

でも、不安定な身体感覚を安定させたい時には「剛」の方がフィットするだろう。

 

(剛=圧が強い、という意味ではなく意図がしっかりしているという意味で)

 

 

 

「タッチの質」としてどちらを好むかは、相手の資質にもよるし、その時々の心身の状態によっても変化する。

 
でも「つながり疲れ」が多い現在では「自分が感じたいままにさせてくれる」ニュートラルな「柔」のタッチが必要とされている場面が増えている。

 

 

そういう意味で、相手の気づきを邪魔せず、内側にある生命力を引き出すのは「柔」のタッチかもしれない。

 

もし施術スタイルが「剛」だとしても、そんなゼロ地点的な瞬間をセラピーの中につくっていくのはとても有意義なこと。

 

 


 

 

こんな風に「柔」と「剛」どちらも行き来できることを感じてから、「眼差しで、存在で、そして手で」。

 

段階的に「触れる」という実習。

 

「いつ手が離れたのか、全然わからなかった。。。。」

 

「余韻大事!!後残り感がすごい。。。」

 

「繭に包まれているような。。。」

 

「ちゃんと触れられている、のに柔らかい」
 

 

などなど、この段階を踏まえていくだけで、明らかに空気感やタッチの質が変化することを、感じていただけたのではないかと思います。

 
今週の17日(金)に開催する「触れて癒す〜クオリティ・オブ・タッチ」は、この続編。

 

こうした「圧以前のタッチの質」から、心地よい「圧」や「ゆらし」も含めたタッチの質を、解剖生理学やソマティック、エソテリックな領域の座学も踏まえて追求していきます。

 

 

「剛」が強すぎるところから「柔」へと抜くための修行はかなりやってきたコマツ(笑)

 
人生においても「タッチ」においても。意図をすること、そして意図手放すこと。

 
つまり真逆なことだけれど、これらを同時に実現できないものなのだろうか、と探求しています(だから、そんなところが「剛」・笑)

 
ぜひ「タッチ」をマニアックに極めたい方、「傾聴するタッチ」を学びたい方はご参加ください!

 

■ヴァイタル・タッチセラピー
新年禊割引10%off 1月15日まで

 

1月のご予約可能日
12日、13日、15日、16日、19日、21日、22日、25日、26日、27日、30日

時間は下記よりご確認ください
https://yurikokomatsu.com/reservation

 

■開催予定の講座
「触れて癒す〜クオリティ・オブ・タッチ」(残席1名)
日程:2020年1月17日(金)
時間10時〜17時
詳細:https://touchforworld.amebaownd.com/posts/579499

 
■スクール
https://touchforworld.amebaownd.com
リクエストに応じて開催いたします。お気軽にお問い合わせください。