デビューしたてのセラピストがオイルトリートメントで言われがちなことNO.1。
「もっと圧を入れてください!」。
これって「モミ文化」の上に成り立っている日本ならではの現象。
例えばアロマセラピストであれば、施術の目的は「精油の成分を体内に誘う」「自律神経系を副交感神経優位に」ということであって、「圧を入れて筋肉をほぐす」ことではない。
だから外国人のお客様は、同じ技術でもとても心地よさそうにその柔らかなシークエンスに身を委ねていたりする。
でも「体に触れられる=しっかり揉んでもらう」が根付いている日本では「なんか、ちゃんとやってない」というような言いがかり(苦笑)をされてしまうことも。
揉みしだくばかりが「身体を緩める」ことではない。
でも、物理的な問題としてある程度の圧を求められる日本。
「集客」や「満足度」を上げて生計を立てねばならないセラピストには、方策が必要。
それを解決するのが「筋膜(ファシア)」を考慮に入れたアプローチ。
私の「ヴァイタル・タッチセラピー」でもタッチによる感覚受容器への意識づけや、ストレッチやら、ディープティシューへのアプローチやら、ストーンを使った温熱やら「ファシア」にアプローチするための方策をたくさん考えているのだけど。
それらをつなぎ、オイルトリートメントの基本となるのは「エフルラージュ」という優しく皮膚上を撫で摩る技術。
この「エフルラージュ」。最初に習うシンプルな手技でもあり、非常に奥深く年を追うごとに熟成させていくような匠の技術でもあるのです。
特に浅層から深層まで筋膜(ファシア)の層の連なりを意識することで、施術の質は格段に上がると言っていい。
「ただ触れるだけ」で感覚受容器を活性させる。浅い筋膜層とその流れを意識して撫でさすり、「扉が開いた」と感じたら、さらに深い筋膜の層を考慮に入れて圧を深めていく。
私たちが触れているのはどこまでも「皮膚」であり、実際に深い部分に触れることはできないけれど、その層を想像することで、施術の質はググッと上がります。
このエフルラージュの基礎に特化し、本にしてくださったのが「エフルラージュの教科書」(祝!第三版!)の著者であり、ファシアを意識した柔らかなエフルラージュで最大の効果を上げる「エフェクティブタッチ」を提唱する小澤 智子 先生。
小澤先生にお願いするなら、この講座しかない!ということで。
これからのセラピストにマストな「筋膜」に対するアプローチの基礎の基礎を、丁寧に教えてくださるはず。
セラピストが学んできた歴史は多種多様。でも、それらの全てに応用できるはずの知識です。
ファシアのめくるめく世界の、はじめの一歩。
ぜひその扉を開きにいらしてくださいー!
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ヴァイタル・タッチセラピー禊セッション
http://yurikokomatsu.com
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「SNS時代の集客に必須!ボディケア従事者のための感性的ライティング@ボディケアジャパン」
「生命力を引き出す!触業従事者のための「癒しの手を創る」セミナー@ボディケアジャパン」
日程:12月22日(日)
場所:IYC神保町
詳細&お申し込み:http://bodycare-japan.com/instructor_komatsu.html
「触れて癒す〜クオリティ・オブ・タッチ」(残席1名)
日程:12月12日(木)
時間10時〜17時
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「頭の徹底攻略法①リラックスヘッド」
日程:12月19日(木)
時間:10時〜13時
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「頭の徹底攻略法②リフトアップヘッド」(残席1名)(満席)
日程:12月19日(木)
時間:14時〜17時
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