「ゆるむ」と「ほぐす」を分けて考える。
「ゆるむ」は「自ずと」起きることで、「ほぐす」は能動的な働きかけによるもの。
ほとんど圧を加えずに手のひらを身体にのせて感覚受容器にそのぬくもりを伝えるのみに留めるシンプルなタッチは、「自ずとゆるむ」を引き出す。
身体を構成する層のどこに働きかけるかを意識して、もう少しテクニカルに圧や動きを加えると、「充実感のあるほぐし」の体感が得られる。
セラピーの間は、この2つのモードを穏やかなグラデーションで切り替え、それぞれのモードで起きるマジックを使い分けていく。
セラピストの多くは能動的なモードを多く学んでいるけれど、あえて引き算的なタッチで「自ずとゆるむ」のマジックを組み込むと、セラピーの深まりが格段に高まる!ということを学んでいただく、「触れて癒す〜クオリティ・オブ・タッチ」。
理論を左脳的に学び「ただ触れるということで起きることのすごさ」を理解した後に、感覚的体感的に「手で傾聴する」を実践していきます。
キャリア豊富なホテルスパから独立して鎌倉でサロンを営むセラピストさん。
講師業も始めている中で、改めて「タッチ」を学んでおきたいということだったので、「タッチを人に伝えるコツ」を一般向けバージョン、セラピスト育成バージョンの両方の視点を交えてお伝えしました。
「触れる」から派生する「エネルギーもらっちゃう」問題に関する質問も。これ、セラピー&ボディワーク業界あるあるネタで、永遠に正解がわからない系な問いだけど、自分なりの解説がだいぶ仕上がってきたので、どこかで一度まとめたい。
こうした自分の考えは、人に教えたり対話していく中で深まるから、講座って楽しい。
セラピーはそれを実践して確認していくという楽しさ。
楽しい仕事ができて、幸せです。
ぜひ2020 年もたくさんの講座やセラピーのオファー、お待ちしています!
■ヴァイタル・タッチセラピー
1月のご予約可能日
19日、21日、22日、25日、26日、27日、30日
2月以降のご予約とお時間は下記よりご確認ください
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■「触れて癒す〜クオリティ・オブ・タッチ」
詳細:https://touchforworld.amebaownd.com/posts/579499
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