「私たちが本当に誰であるのか」ローゼン・メソッドから学ぶ「プレゼンス」

「プレゼンス」とはなんぞや。

 

わたしは「個としての在り方、在りよう」のようなものだと捉えているけど。

 

よく「セラピストはプレゼンスが大事」などとも言われるものの、「いやいや、生きていく中で全ての人にとっても大事でしょう」とも思うわけで。

 

だからこそ「プレゼンスとは」と、再度問い直す。

 

 

そうしたら、昨日参加したソマティック心理学協会会長の久保隆司先生によるローゼン・メソッド1DAY体験クラスで、マリオン・ローゼン(故人)が、その答えを明確にしてくれたので抜き書き。

 

 

 

 

「真実を話すことはプレゼンスを必要とします。

 

私たちが真実を話すとき、私たち自身を見せることになります。

 

 

プレゼンスとはただ存在することです。

 

私たちが本当に誰であるかということを忘れてしまわずに。

 

私たちが私たち自身を隠したり、取り除いたりする必要がないときに、真実が立ち現れてくるのです。」

 

 

 

「隠すものが少ないほど、私たちのより多くのものを見せることを許し、私たちは他人より強い印象を与えるのです。」

 

 

「プレゼンスのもうひとつの要素は、自己を受け入れるということでしょう。

 

私たちが私たち自身であることを感じることは、なんと心地良いことなのでしょう。

 

私たちが私たち自身を責めることをやめるときが、私たちの本当の存在が最も輝いているときなのです。

 

これが、私が“プレゼンス”と呼ぶものです。」(「ローゼンメソッド ボディワーク」より)

 

 

 

 

そんな風に存在し、人に触れていく。

 

その人の筋肉には生きてきた上で感じてきた感情が刻まれている、という前提で。

 

 

 

触れられる側は、心地よさを期待してしまうけれど、ローゼン・メソッドは「気持ち良さ」を追求するものではない。

 

触れられた自分が発見するのは「心地悪さ」である場合もある。

 

でも、それは「自分の内側に眠っていた記憶」との対話の始まりかもしれない。

 

心の記憶の入り口としてのソマティックなタッチ。

 

 

 

10月11日(金)開催のソマフェスではローゼン・メソッドのうち、ムーヴメントのクラス「ローゼン・メソッドムーヴメント 楽に動いて楽に生きる」があります。

 

「タッチ」に関してはローゼン・メソッドではないけれど、様々なソマティック・ワークに精通する中川れいこさんのクラス「こころにやさしいタッチケア~つながりの“アート”の探求」が。

 

 

 

そして、私は「香り」から記憶の扉を開く「ソマティック・アロマセラピー」を担当します。

 

1クラスずつ参加できますが、せっかくのフェスなので、ぜひ色々なソマティック・ワークをご体験してみてください!

 

 

 

■ 「ソマティック・アロマセラピー 香りで感じる身体感覚と潜在意識 」@ソマティックフェスティバル2019

日程:10月11日(金)
時間:12:50~14:40
場所:
国立オリンピック記念青少年総合センター(代々木/参宮橋)カルチャー棟2F 小教室22
定員:15名前後
料金:3,500円
お申し込み:https://spnworkshop.handcrafted.jp/items/22352315
(事前申し込みは10月7日までですのでお早目に!)

ソマフェス詳細:https://www.somaticworld.org/ソマティックフェスタ2019-10-11金/

 

■開催予定の講座

前腕と肘を使ったディープティシュー・トリートメント
日程:9月12日(木)
詳細:https://touchforworld.amebaownd.com/posts/883604

ヴァイタル・タッチセラピー 公開デモンストレーション(背面・前面)
日程:2019年9月27日(金)
詳細:https://touchforworld.amebaownd.com/posts/1112653

 

■セラピーご予約可能日
9月15日、16日、20日、22日、23日、26日、28日、29日

 

10月以降もご予約を承っております。
お時間確認とご予約は下記からどうぞ。

http://yurikokomatsu.com